パイプオルガン演奏、練習の注意点

オルガニスト長井浩美です。

先日、お弟子さんのオルガニストとお話していたことです。

自分では、とても感情を込めて弾いており、

なんなら

「かっこいい私」

ぐらいに思っている箇所ほど、

録音を聴くとリズム感がビッコだったり、

急にどうしたんだと言う感じにテンポがくるっている、

と二人で話しました。

「ここを速く弾けてカッコいい私」=足と手がバラバラで崩壊したのかと思った。

「rit.をしながら壮大に弾いている私」(クレシェンドしているのは私の頭の中だけ。) =そこだけまだ譜読みが終わってないのかと思った。

「盛り上がってだんだん速くなっているかっこいい私」=帰りの時間を気にしてるのか、急にはやくなったぞと思った。

くるっている所は、自分の耳ではくるいをキャッチできません。(だからくるっているのですが)

人間というのは都合の良いもので、

自分の聞きたい話しか聞かなかったり、

聞きたい話だけ選んで聞いたり、

なんなら話を都合の良いように改竄するものです。

録音を聴いて恥ずかしくていたたまれない時もあるのですが、
気がつけば直しようがあるので、まだ救いはあります、コラールの歌詞ではないですが「救いは来たれり…。」という感じでしょうか。

聴いても何とも思わないならば、

何か思うようになる時まで音楽性の成長を待てば良いと思います。

それから、私は師匠に、練習の時はストップは一本で、と教わりました。


誤魔化しが絶対きかないオルガンでの練習が必要だと感じています。

音譜

弾いていて、

ちょっと ここ、

自分てかっこいいかも!!
ここ得意かも!!

…と思った所は要要要注意!!

だと思いました。

オルガニスト長井浩美