ペダル記号付き。礼拝用、足鍵盤取得にも。

  • 任意・ロガーテの主日
  • 足鍵盤付き版
  • 初級

伝統的なドイツの讃美歌(コラール)です。

作詞はマルチン・ルター。作者不詳。
バッハ、メンデルスゾーンなども和声付けをしています。

この演奏は、メンデルスゾーンの和声付けを採用しています。

ペダル記号をつけスタディ版としています。
また、楽譜は、従来の楽譜では読みにくい箇所があったため、右手・左手を分かりやすく分けました。

ロガーテの主日とこの曲について

主の祈り、マルチン=ルター、主日についての記事です。


「ロガーテの主日とは?」 
          
復活後第5主日は、教会暦で「ロガーテの日曜日」と呼ばれます。ラテン語で「祈れ」という意味です。2020年は5/17です。 

第3主日「ジュビラーテ(喜び)の主日」、第4主日「カンターテ(讃歌)の主日」と続き、「ロガーテ(祈り)の主日」です。 
この日には、伝統的に「天にまします我らの父よ」のコラールが歌われます。 

「天にまします我らの父よ」は、「主の祈り」と呼ばれる祈りです。キリストが弟子たちに教えた祈りの形です。  
そして、この文言にはメロディーが付き讃美歌にもなっています。ドイツでは讃美歌をコラールと呼びます。 

このコラールができたのは16世紀。作曲者不詳、讃美歌用の作詞はマルチン・ルターと言われています。 
歌詞は、「主の祈りの文言」に「ルターの解説付き」とも言うべき作詞になっています。


例えば、「とうとき主のみなをあがえさせたまえ」の文言の後には、 
「み言葉を与え われらをきよめて 曲がれる道より はなれさせ給え」とルターのコメントが付いています。 
9節までありますが、5節は病いと飢えの今この世の中の状況にあった祈りです。