ピアノの方が気をつけるべきパイプオルガンのトリル

基本的に、パイプオルガンの音は、前の音と被さることが残響から多いので、早すぎるトリルは不協和音に聴こえます。

また、パイプオルガンは管楽器です。

指任せに機械的にスピードをつけてのトリルは乱暴です。

もし、リコーダーや管楽器で、ピアノの高速のトリルで

「タリタリタリタリタリタリタリタリタリタリタリタリタリタリタリタリタリ」

とやったら、どうでしょうか。

今このタリタリの数を見て大袈裟なと思われたかもしれませんが、指任せのトリルというのは結構音数が多いものなのです。このぐらいは一瞬なのです。

師匠からは、2〜3割減速でいい、口で歌える速さ、管楽器で吹いて自然な速さにと言われていました。

私自身は口で歌いながらトリルをかけています。

お役に立てましたら幸いです!

それでは!