【初心者さん向け】パイプオルガン足鍵盤の弾き方「かかと奏法、スムーズに弾くには?」
今日は、初心者さん向けの足鍵盤についての記事です。
足鍵盤の「かかと奏法」、スムーズに弾くには
かかとでの足鍵盤奏法が苦手というお話を聞きました。
かかとはとても便利。
つま先の次に、かかとで弾く場合。
つま先の音を弾いた瞬間には、もうかかとは次の音の鍵盤の表面に付いています。
「ド」 を弾いたその瞬間には、かかとは 「レ」 の上にスタンバイしている。
「レ」 をかかとで弾いたその瞬間には、つま先は もう「ミ」の上にスタンバイしています。
そうですね、感覚としては「弾くと同時に次の音」ですので、
常に次の次を考えている感じでしょうか。
当たり前の事と思われるかもしれませんが、
若干、次の音への切り返しが悠長…と言うか
音を出す時になって、ようやくその音の上に
踵なり、つま先を置くので、
その時にはもう間に合わない、という感じです。
バロックはつま先中心ですが、様々な場面でかかとは便利です。
またバロックでも、絶対に使用禁止!というわけではありません。
私は曲想により、自分が出したい音に相応しければ、かかとを使用します。
私は基礎練もしていますが、皆様はどんな基礎練をされていますか?
お役に立てましたら幸いです。
オルガニスト長井浩美