ピアノの方が気をつけるべきパイプオルガンのタッチ・違い。
「打鍵」でなく「押す」で。打ち付けないように。
ピアノの方は普通に弾くと打鍵してしまっているので、まずは鍵盤につけたまま弾くぐらいでちょうど良いようです。
オルガン は、パイプに風を送るために弁が開き、そして音がなる仕組みです。
この開け具合が雑だと、やはり乱暴な音がするようです。
師匠がよく
「君たち女性はホントにタッチが乱暴。もっと繊細に!」と。
師匠のフィンガリングは、ほとんど指が動いていないような感じでした。
「離鍵」は指を鍵盤から跳ね上げる必要はない
「打鍵」をするための準備のためなのか、若干上から叩くように見えるのですが、同時に「離鍵」(リリース)の時も必要以上に上に跳ねているように感じます。
鍵盤から指を離さなくても十分音は切れますので、あまり跳ね上げずに、次の「押す」動作に集中できると良いと思います。
パイプオルガンで、「タンギング」の空気の音を聞きながら練習する。
タンギングの音が分かる方は良いのですが、ここに価値を感じなかったり、ストレスを感じるようだと、オルガンは「じゃ〜ん」という荘厳なかっこよさだけを追求していく楽器ではないので、いずれイメージが違ってこの楽器から離れていくことになるかもしれません。
ただ、あまりそういう方は見たことがありません。やはり、繊細な美しさが分かる方が多いのだと思います。
- タンギングの音を聴き分けられるか。
結局はそのためにタッチを練習するので、ここが今日のポイントかと思います。
完全にくっつけていなければならないというわけでもなく離鍵にもコツがあるため、なかなか文章や万人向けの説明は難しいのですが、
お役に立てましたら幸いです。